鉄筋継手部検査会社認定制度 概要
Certification of companies
優良鉄筋継手部検査会社認定制度
優良鉄筋継手部検査会社認定制度について
建築基準法改正の意図する建築物の安全確保という観点から、鉄筋継手部の信頼性の向上と、より良質な鉄筋継手を世に提供することを目的としています。
“鉄筋継手部の非破壊検査を事業とする会社について、第三者性、検査体制及び品質管理体制を審査・評価し、「優良鉄筋継手部検査会社」の認定を行い、広く公表し、鉄筋継手部の非破壊検査に関する品質管理及び信頼性の向上に寄与することを目的とする。”
―――――優良鉄筋継手部検査会社認定規定より抜粋
―――――優良鉄筋継手部検査会社認定規定より抜粋
優良圧接会社認定制度の目的
鉄筋継手の品質確保のためには、施工計画や施工のプロセス管理のほかに、施工後のの受入検査も大変重要な役割を果たします。そのため、検査会社は、鉄筋継手の検査に関して十分な技術力を有していることが必要であり、また、施工者(元請)や継手施工会社と利害関係のない中立・公正な立場にあること、すなわち第三者性が要求されます。
(公社)日本鉄筋継手協会では、2001年より「鉄筋継手部検査会社認定制度」を設けて、第三者性が担保され、検査体制や品質管理能力を有する会社を「優良鉄筋継手部検査会社」「登録鉄筋継手部検査会社」として認定するとと共に、広く公表し、これらの認定会社の活用を推奨しています。
発注者・設計者や施工者(元請)は、この認定会社を活用することで、信頼性の高い第三者検査会社による公正な受入検査を実施することができます。
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認定制度の概要
本協会は、検査の第三者性(中立性・公正性)、検査体制のほかに、品質管理体制・品質管理能力を重視して審査・評価し、優良鉄筋継手部検査会社として認定しています。一方、中立・公正な検査会社を広く確保するために、第三者性を重視して審査・評価し、登録鉄筋継手部検査会社として認定しています。
鉄筋継手部検査会社認定の審査方法
- 優良鉄筋継手部検査会社:書類審査及び現地審査
- 登録鉄筋継手部検査会社:書類審査
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鉄筋継手の検査体制
鉄筋継手部検査会社認定の主な審査基準
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第三者性
- 施工者(元請)や継手施工会社と利害関係のない中立・公正な立場にある。
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品質管理体制
- 検査要領書、検査作業標準、検査機器管理台帳、検査機器の公正・点検記録、不具合措置などが整備されている。
- 検査記録、検査報告書などが3年以上保管されている。
- 自社の検査技術者に対する教育、研修が定期的に実施されている。
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検査体制
- 鉄筋継手管理技士が1名以上在籍している。
- 鉄筋継手部検査技術資格者3種1名を含め、鉄筋継手部検査技術資格者が3名以上在籍している。
- 鉄筋継手部検査技術資格者が社会保険に加入している。
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品質管理能力
優良鉄筋継手部検査会社のみ
- 経営者の品質管理能力を評価する。(経営者又は品質管理責任者への面接)
- 品質管理者の品質管理能力を評価する。(品質管理者への面接)
これらの審査基準に基づいて、3年ごとに審査・認定を行っています。
トピックス
◇申請及び審査方法については以下の資料を確認してください。
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2024年度 優良鉄筋継手部検査会社
認定審査の申請期間等について -
優良鉄筋継手部検査会社認定
有効期間伸長の件 -
優良鉄筋継手部検査会社認定申請(申請者記入)チェック票
(2024年4月17日版)※本チェック票はWord(docx)形式でご提出ください。 -
優良鉄筋継手部検査会社
改正の要点2024年3月21日に本規定が改正されました。下記、優良会社認定制度規則及び優良鉄筋継手部検査会社認定規定等に掲載しておりますのでご確認ください。
認定会社
登録鉄筋継手部検査会社認定制度
登録鉄筋継手部検査会社認定制度について
登録鉄筋継手部検査会社認定は、制度廃止となりました。
現在は、優良鉄筋継手部検査会社認定制度に統合されております。
現在は、優良鉄筋継手部検査会社認定制度に統合されております。