優良溶接せん断補強筋製造会社認定制度 概要

Certification of companies

優良溶接せん断補強筋製造会社認定制度

優良溶接せん断補強筋製造会社認定制度について

せん断補強筋の製造体制、品質管理体制及び品質管理能力を有する会社を「優良溶接せん断補強筋製造会社」として認定すると共に、広く公表し、これらの認定会社の活用を推奨するものです。

“溶接せん断補強筋製造を事業とする会社について、溶接せん断補強筋の製造体制、品質管理体制及び品質管理能力を審査・評価し、優良溶接せん断補強筋製造会社の認定を行い、広く公表し、溶接せん断補強筋に関する品質管理及び信頼性の向上に寄与することを目的とする。”
―――――優良溶接せん断補強筋製造会社認定規定より抜粋

優良溶接せん断補強筋製造会社認定の目的

近年、鉄筋コンクリート造の柱や梁のせん断補強筋として、溶接閉鎖型せん断補強筋が多く用いられるようになっています。溶接閉鎖型せん断補強筋は鉄筋加工工場において所定の形状に曲げ加工したのち、鉄筋端面を溶接で接合する工法ですが、溶接継手部にはA級継手の性能が要求されています。このため、溶接閉鎖型せん断補強筋は、公的機関※においてA級継手の性能評価を取得していますが、一部、現場における受入検査において、溶接部で破断する事例も報告されています。

このため、本協会では、継手部の品質確保のために、2010年10月より「優良溶接せん断補強筋製造会社認定制度」を設け、せん断補強筋の製造体制、品質管理体制及び品質管理能力を有する会社を「優良溶接せん断補強筋製造会社」として認定すると共に、広く公表し、これらの認定会社の活用を推奨しています。

なお、認定は、認定申請のあったせん断補強筋の製品を製造する会社の事業所(製造工場)ごとに行っています。

溶接閉鎖型せん断補強筋は、溶接機を使用して鉄筋端面を突き合わせ、アプセット方式又はフラッシュバット方式で溶接して製造されます。鉄筋系は10mm~16mm程度、鉄筋の降伏点又は耐力が295N/mm²~1275N/mm²の鉄筋までの広範囲に製造されています。

※公的機関としては、(公社)日本鉄筋継手協会、(一財)日本建築センターなどがあります。

優良溶接せん断補強筋製造会社の審査基準

  • 溶接せん断補強筋の製造体制

    1. 切断機の維持管理状況
    2. 曲げ機の維持管理状況
    3. 溶接機の維持管理状況
    4. 品質監査の状況
    5. 材料、製品の保管状況
  • 溶接せん断補強筋の品質管理体制

    1. 品質管理の指針
    2. 品質管理責任者
    3. 材料の受入検査状況
    4. 製品の品質検査状況
  • 溶接せん断補強筋の品質管理能力

    1. 品質管理責任者の能力
    2. 作業員の品質管理能力
    3. 製品の外観検査、引張試験
  • 優良溶接せん断補強筋製造会社認定の審査
    • 書類審査の内容
      1. 評定・認定関連資料
      2. 品質管理組織図
      3. 製造要領書・品質管理要領書
      4. 規定(製造機器点検・教育・監査)
      5. 機械試験の記録
    • 現地審査の内容
      1. 会社概要
      2. 記録(教育実施・品質検査・製造機器整備・監査)
      3. 製造実績
      4. 製造実態
      5. 抜取りによる外観検査及び引張検査
これらの審査基準に基づいて、3年ごとに審査・認定を行っています。

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