公益社団法人 日本鉄筋継手協会

会長 衣笠 秀行
Association President Hideyuki Kinugasa


 2023年6月9日に公益社団法人日本鉄筋継手協会 第61回定時総会が開催されました。会員の皆様のご承認をいただき、新しい体制でスタートすることができました。

 平素より当協会の事業に対しまして、格別なるご理解とご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。

 定時総会後の臨時理事会におきまして、本協会の第31代会長に選任されました衣笠秀行と申します。現在、東京理科大学 創域理工学部 建築学科に所属しております。2017年に本協会の理事に就任し、主に技術委員会・要員認証管理委員会・優良溶接せん断補強筋製造会社認定委員会等に携わり、鉄筋継手の技術の向上、品質の高い継手を提供できる会社の普及展開に努めてまいりました。また、従来のガス圧接継手はもとより、溶接継手及び機械式継手についても継手品質の向上に努めております。

 この1年は当協会にとって本当に大変な1年でありました。関係各所の皆様へご心配をおかけしましたことをこの場をお借りしてお詫び申し上げます。幸い勝木前会長を先頭に、理事・監事・会員の皆様の力を結集した結果、また、顧問・協会関係者の皆様の多大なご支援のお陰で、協会は本年度より再生の道を歩み始めることが出来るようになりました。

 協会運営を正常なものとするためには、会員・理事の皆様との相互理解・情報共有・連携が非常に重要であることを痛感いたしました。私の会長としての使命は、協会の組織力の回復と、今回のことを踏まえた協会の再構築です。これらのことは、皆様のご協力・ご理解なしでは決して為しえないことと思います。

 難しい協会運営がまだまだ続きます。会員の皆様はじめ鉄筋継手に関わるすべての方々におかれましては、今後ともご指導並びにご協力賜りますよう心よりお願い申し上げます。